最近読んだ本

『ひみつストレンジャー』

ひみつストレンジャー/詩 草野マサムネ 絵 junaida いわゆる絵本を想像してたけど全然違って、こういうことですか~凄く好きです! 感動した。最初から泣いてしまったわ。 私、「i-O(修理のうた)」聴くとちょびっと胸が痛むのよね、最近マイカーを廃車にし…

『いのちの車窓から』

いのちの車窓から/星野源 過去のエッセイよりだいぶさらりとした印象だけどやっぱり面白い。ラジオでじゃべってるまんまような飾らない文章。強いて言えば下ネタがないのがあれだけど(笑)、寝る前に読むのが心地よかった。 「人が好き」というのがすごく伝…

『さよなら、ムッシュ』

さよなら、ムッシュ/片岡翔 ジャケ買い。そして泣くと分かってて読むやつ。 星太郎、ムッシュ、お母さんのそれぞれの想い。誰の立場にたっても切なくて辛くてものすごく優しくて、あたたかい涙が止まらんよ。 泣いて笑ってケンカして~な星太郎とムッシュを…

『自己流園芸ベランダ派』

自己流園芸ベランダ派/いとうせいこう 『ボタニカル・ライフ』の続編、やっと読んだ。引き続き面白いなー。せいこうさんの独特な園芸法、独特な言い回しがホントに笑えるし、ふと心を打たれたりもする。適当さにも愛がある。 ウチのポトス(ライム)。冬の間…

『トラとミケ いとしい日々』

トラとミケ いとしい日々/ねこまき 『ねことじいちゃん』の作者・ねこまきさんのほんわか癒しの世界は疲れたときに読みたくなる。 おばあちゃん猫の姉妹が営むどて煮屋。そこに集まる常連の猫さんたち。彼ら何気ない日常や、人情いや猫情話にほっこりしてち…

『カラスは飼えるか』

カラスは飼えるか/松原 始 カラスも面白いけど松原さんも相当面白い! カラスだけじゃなく鳥類全般の生態とか人間との関わりとか、愛とユーモアに満ちた文章でもって好奇心をそれこそ鷲掴まれました。 松原さんの他のカラス本も読んでみたいな。 カラスおも…

『プラネテス』

この連休に読もうと思って買っといたの、初日で読んじゃった。全4巻てのが読みやすくていいわ。 プラネテス (全4巻)/幸村 誠 宇宙飛行士が宇宙でなんやかんやなる話が好きでそういう映画をよく観るけど、漫画で『宇宙兄弟』の他に何かないかなぁと思って…

『猫鳴り』

熱心にすすめてくる母親から借りてきたんだけど、半年ぐらい放置してた。だって絶対泣くやつでしょ。 最近になって気が向いて読んでみたらほら、最終章はもう泣きながら読むハメになった。それも感動というより辛い。人間の生き様、猫の死に様が生々しくて、…

初号機について

「はやぶさ2」が宇宙のかなたで活躍中の今、初代「はやぶさ」のことを改めて、と思って読んだら超胸熱!! 映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の原作である『はやぶさの大冒険』。 小惑星探査機 はやぶさの大冒険 作者: 山根 一眞 出版社/メーカー: マガジンハウ…

『雪の練習生』

わたし、の娘トスカ、の息子クヌート。ホッキョクグマ3代の生き様と彼らから見た人間界の不条理さ滑稽さを描いた話で、単に動物を擬人化したファンタジーかと思いきや時代背景や社会問題など事実が絡まっていてなかなか考えされられる。 文章は面白くてふふ…

『ボタニカル・ライフ 植物生活』

『植物男子ベランダー』が良かったので原作も読んでみたくなって読んだらもう面白いのなんの。植物を擬人化した描写がお見事で、やつらに振り回される俺の挙動の可笑しさに吹き出さずにはおれん! この原作にしてあのドラマの雰囲気ドンピシャだと思うわ。シ…

きょう何食べよう

冷凍庫を開けるたびに食べなきゃな~と思いつつ長いこと放置してた冷凍かぼちゃ(袋半分使った残り)をここぞとばかりに食べた。 今日はハロウィンだから… ハロウィンつーと私はライナスのかぼちゃ大王を思い出すんだよね。 さて最近、友人が貸してくれた『き…

ピノコの正体が衝撃だった

ここ数日『ブラック・ジャック』を読んでガーンとなっている。 ワタシ、手塚作品はアニメで馴染みのあるものは多いけど、“マンガ” となるとどうかと考えたら… ちっちゃい頃、『ユニコ』と『リボンの騎士』は本持ってた記憶があって、でもたぶん内容をちゃん…

『ザ・ビートルズ神話』

P8とP92の写真にやられて買い。(*^_^*) でも内容も面白かった。 15項目の事実検証と、この50年間でビートルズをカバーした300組の日本人アーティストのデータは必見!この本で知ったわ、全三部からなる新たなビートルズ史の第一部が最近発売されたこと。 202…

『猫とビートルズ』

ビートルズの曲にさまざまな社会問題を絡めたコラムは考えさせられるものだった。 去年のドキュメンタリー映画にもあったけど、あんな熱狂の中でも彼らは冷静に言うべきことを言ってたんだよね。 写真の方は日常的な猫たちの姿をとらえていて、自然体だから…

こっちのジーザスクライストスーパースター

『聖おにいさん 13』 もう13巻だというのに失速感なくこんなにも笑えるなんて驚異的ですなまったく。 オフ会でイエスがまかれてる…!!! がツボすぎ。にしても、これがアニメ化に留まらず実写ドラマ化までされるとは…自由やな〜。笑 福田雄一監督にやって欲し…

『逃亡くそたわけ』

精神病院から脱走した花ちゃんとなごやんの逃亡劇。 結構深刻なテーマなのに軽妙にテンポよく話は進むので笑って読んでた花ちゃんとなごやんの珍道中も、もう一度読んでみたらすごく切なくなった。 時どき出てくる The ピーズ の歌詞も効いている。 なごやん…

『真夜中のヒットスタジオ』

1986年の「My Revolution」から2007年の「CHE.R.RY」まで、 J-POPのヒット曲とそれに絡めた14のお話。 恋愛ものではないんだけど、読んでてきゅんとなった。 選曲が私的にドンピシャでしたので。 その曲の頃を思い出したりもして。 やっぱり音楽と人生の関係…

ペンの先

今月、シーズン2が放送されてた『浦沢直樹の漫勉』。 マジで神番組だ。 シーズン0から全部観てるけど、毎回クギヅケ。 漫画家さんによってペンの持ち方からして違うし、驚くような手法があったり、 わりとテキトーでもいいんだなぁとか、目からウロコが落…

『あのひとは蜘蛛を潰せない』

主人公とは境遇も立場も違うけど共感できるところが多くて引き込まれた。 なんだろ、親近感のような近親憎悪のような複雑な気持ちになったわ。 タイトルひとつで持ってかれる、独特な表現のなまめかしさが印象的。あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)作者: …

『六枚のとんかつ』

すごい…くだらないにも程がある。笑六枚のとんかつ (講談社文庫)作者: 蘇部健一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01/16メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 439回この商品を含むブログ (74件) を見る

『田村はまだか』

タイトルに惹かれて。(*^^*) 北海道ススキノのとあるバーを舞台に、 小学校のクラス会の三次会で、男女5人とバーのマスターが なかなかやって来ない田村をひたすら待ってる話。 人物個々のエピソードに田村との絡みはなく、 だからそこまで田村に会いたい理…

『寂しい写楽』

浮世絵に興味があるので読んでみた。 絵師やら役者やら江戸文化のそうそうたる面々が登場するので イメージが広がって楽しい、読みやすかった。 政治的弾圧が芸術界にも及ぶ中、 写楽売り出し計画を企てそれに関わる男たちのお話。 べらんめえな春朗(後の葛…

『ロックンロールが降ってきた日 3』

草野マサムネ 奥田民生 っていう並びだけでたまらんですワタシ(≧v≦)あたりまえだけど、いま影響を与える側でいる人たちも、皆それぞれ何かから影響を受けて始まってる。 これだぁってものに出会って嬉しくてしょうがないみたいな、トキメキがね、すごく良か…

『この日のビートルズ』

自分も生まれてないような昔のことに なんでこんなにワクワクするんだろ。 私のこれまでの人生経験なんてビートルズの1年分にも満たないな。この日のビートルズ (朝日文庫)作者: 上林格出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/11/07メディア: 文庫この…

愛しそう…

ジョージが表紙のときは買い!!いや特集も興味深くてかなり良かった。 ギター詳しくはないけど、こういう研究的なのは好きで見入っちゃう… あ、これかぁ。ギター・マガジン 2015 5月作者: ギター・マガジン編集部出版社/メーカー: リットーミュージック発売…

『コーヒーと恋愛』

50年以上も前に書かれたものとは思えない。なんとハイセンスな。 昭和30年代のテレビ・演劇界を舞台に、1人の男をめぐる女2人のユーモラスな愛憎劇。 コーヒーについてのうんちくも「ほーう」と楽しく読めました。 のこのこ戻ってきた勉君を、自分だったら受…

『炎上する君』

どの話もファンタジックで笑いもありながら、 主人公たちのようにあれこれ悩みがちな私はちょっとチクっとした。 けどさすがの発想力、面白いです。 『甘い果実』『炎上する君』『舟の街』『ある風船の落下』がとくに好き。炎上する君 (角川文庫)作者: 西加…

演ったぜ武道館

スピッツ“FESTIVARENA”のレポートがめちゃイイです。 「MUSICA」は名古屋公演のレポもあって嬉しかった!! それはないと思ってても片隅で、解散説に不安になる気持ちがちょこっとあったもんで 武道館でちゃんと否定してくれてたことにホッとしたり。 つくづ…

『連続殺人鬼カエル男』

暗くしつこくエグい描写満載の内容にして このタイトルと表紙のセンス、素晴らしいですわ。笑 サイコ系は好きなほうなんで面白かった。連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)作者: 中山七里出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/02/04メディア: 文庫購入: 2人 ク…

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