『雪の練習生』

わたし、の娘トスカ、の息子クヌート。ホッキョクグマ3代の生き様と彼らから見た人間界の不条理さ滑稽さを描いた話で、単に動物を擬人化したファンタジーかと思いきや時代背景や社会問題など事実が絡まっていてなかなか考えされられる。

文章は面白くてふふっと笑えたりするんだけど、哀愁漂ってんだよなぁ。

クヌートはかつて大の人気者だったあのクヌート。この小説の単行本が出版された2か月後に死んでしまったそう。

ラストの一文がグッと胸に迫った。

 

雪の練習生 (新潮文庫)

雪の練習生 (新潮文庫)