『猫鳴り』

熱心にすすめてくる母親から借りてきたんだけど、半年ぐらい放置してた。だって絶対泣くやつでしょ。

最近になって気が向いて読んでみたらほら、最終章はもう泣きながら読むハメになった。それも感動というより辛い。人間の生き様、猫の死に様が生々しくて、猫が出てくるからって癒される話ではなかった。死んでいくときより生まれてくるときの方がずっと怖いのかもしれない、っていうのはそうかもなとちょっと思う。

 

猫鳴り (双葉文庫)

猫鳴り (双葉文庫)

 

 

top ↑