CONTROL (2007 イギリス/アメリカ/オーストラリア/日本)
ニュー・オーダーって名前は聞いたことあるなって程度だったから、
その前身であるジョイ・ディヴィジョンというバンドも、ボーカルだったイアン・カーティスのこともまったく知らんかった。
23歳の若さで亡くなった伝説のロッカー、イアン・カーティス。
派手で破天荒ないわゆるロックスターのイメージを持って観たけど、
とてもナイーブな一人の男の苦悩を描いたものでした。
もうね、暗いの。鬱々してくる。
バンドの成功によるプレッシャー、不倫問題、悪化する持病の癲癇…
どんどん自分を追い詰め、心身ともにコントロールできなくなって自殺した。
描かれた限りではイアンは内省的すぎるとも思えるけど、
だからこそ生まれた音楽やステージでの独特なパフォーマンスは強烈なインパクトがありました。
実際のライブ映像を観てみたけど、
イアンを演じたサム・ライリーのパフォーマンスはかなり本人に近い! 凄いです。
こんな人がいたんだ。観て良かった。
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