いのちの車窓から/星野源
過去のエッセイよりだいぶさらりとした印象だけどやっぱり面白い。ラジオでじゃべってるまんまような飾らない文章。強いて言えば下ネタがないのがあれだけど(笑)、寝る前に読むのが心地よかった。
「人が好き」というのがすごく伝わってきて登場する人物それぞれの話がすごくイイ。鶴瓶さんの話が特に。「死んだら終わり」「死んでも終わりじゃない」と相反する言葉を放った鶴瓶さんの真意をはかって泣いたという源ちゃんに泣きそうになったわ…
「YELLOW VOYAGE」の回も印象的で、源ちゃんでもライブが苦手だったんだなぁとか、そういうふうに客席が見えていたんだなぁとか。ライブでの客席の様子については私も同感なんだよねー。